いぬかん☆サイト

妖怪と狼に熱のいぬかんのサイトです。 主に一次創作イラストを掲示しています。今は神使とか式神に執着してます。 どうぞなにとぞよろしくです。一次創作に関してはカテゴリから、『漫画』を見ればなんとなくわかります。 投稿が多く見づらくてすみません。

自作小説の大まかな話の流れ投稿【エセ推理小説】13 

主人公塔婆ユウが推理できないのにインチキな推理をしようとする小説です。
おおまかな感じなので脈絡がなかったらすいません。流血はもちろん不愉快な台詞があるかもしれません🙇
今回短いです。


「私が推理する!おじいさまの名にかけてね!」
 とは言ったものの推理なぞ実生活で披露しないものである。刑事や探偵が小難しく難解な装置や謎解きを暴き、犯人へこれ見よがしにぶちまかす―それがユウの中の推理であった。
 啖呵を切ったがいいけれど、この先をどう始末するかは素人なのだ。
「じゃあ…」
「あああ推理なんてできないっ!私はフツーなんだから!」
「え、ええ、承知しておりますよ…。では、まず、僕たちのアリバイをおさらいしましょう…。」
「望む所よ。」

 ラジオが時刻を告げたのを思いだす。愛と三人でお喋りしていた、そこへ三善が加わって…。
「時間が定かでないけど……兎にも角にも私たちは」
「お茶会をしていた。」
「そう、お茶会している間に野見山さんは殺されたことになるわね。コマが夜食を届けに行き、彼女へ渡した。その間に。」
犯人候補から外されるのは三善である。
「とても短絡的だけれど第一発見者のコマが怪しい。コマのアリバイは私たちが一時的に目撃しているけれど、館を移動している間は白紙になる。殺害するのは容易ね。」
 第一発見者は必然的に怪しまれる。ただコマが嘘をつける部類であるかといえばそうではないが。
「…動機が…。」
「重々承知しているわよ。けれども馬場、あなたは人の心をまるっきり把握していらして?私はNO。他人の気持ちなんぞ1ミリたりとも理解したくない。コマが犯罪者になる可能性はいくらでもある。」
「そんなぁ…屁理屈な…。そういや、ユウさま、同じ時間帯にアリバイがない人がおります。愛さまです。」
 愛はクッキーを持ってくると言って自室へ戻った。あの子が人を殺せる?いいや殺めるはずがない。
「…あなた。愛はまだ年端もいかぬ子供よ。」
「愛という子が犯罪者になる可能性はいくらでもある。あなたの言う通りなら、これも理屈が通りますが。」
 彼はしっかりとした口調でユウの言い分を復唱した。互いに視線を外さず、付き人と文豪の孫は反対の表情をとる。
「馬鹿にしてるの?!」
「屁理屈は後回しにしましょう。一つ一つ、素直に確認していけばいいのです。」
 説得というよりあやすといった方が正しい、侮辱発言にカッと頭に血が上る。しかし静穏剤を送り付けられても文句をいえないと拳をふとももに押し付けた。
「ええ。もちろん。」


つづく
少しだけ執筆できました。ストップと言ったそばから。

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