2018/01/23

自作小説の大まかな話の流れ投稿【UMA小説】

UMAハンターライラちゃんが主人公のお話です。
おおまかな感じなので脈絡がなかったらすいません。反社会的な発言が多いかもしれません🙇


「おうよ、こりゃ三流映画のパニックものよりヒデェぜ。」
 竹虎が窓を開け放ち、ボーガンを構えた。
「ねえ」
「あーコリャ、届かんか。もうチッと近くによんねーと…。」
 いつしか描いた下手くそな怪物が現実をさ迷っていた。あのくだらない一日が鮮明に甦る。走馬灯の如く麗羅に押し寄せた。予言通りUMAはこの世に産み落とされた。
「あそこまで成長させるなんて…」
 少女の濁った瞳を振り返る。自殺なんて、とんでもなく七面倒臭いことしてしまったみたいだった。あの時大人面して説得まがいの対話をしてみたところで。運命は変わらなかったのだと。
 運命なんぞロマンチックなものではなく、彼女の意志は最初から死に囚われていたのである。馬鹿馬鹿しいではないか、やっぱり他人と話すという行為ほど無意味なものはない。
「でも、きちんと約束は守ってくれたのね。」
「何言ってるんですか!」不謹慎だと魚子が罵ってくる。
「約束を守る、人として最低限のマナーでしょ?」
 ビルも公園も野良猫も交差点も、すべてがタコに変換されていく。逃げ惑う人がタコに呑まれたかと思えばそこにはコピーアンドペーストされた下手くそなタコがいた。
 視界がタコに埋まっていく。そんな馬鹿げた展開、どんな現実でもありゃしないだろう。
 タコが発する理解不能な叫びは多分人だったモノから発せられている。
 自衛隊員があらぬ方向へ銃口を向け乱射するや、まだ原型を留める人間へ当たり、血飛沫はタコへ変換された。崩れ落ちるタコを彼は目にも止めず銃弾が切れるまで撃ちまくる気でいる。
 まるでパニック映画だ。想像より人類は弱々しく、流れ弾が多い。
―すごい…。
 天界まで突き破ってしまうのではないかと錯覚するほどタコは増殖していた。どうやら竹虎や魚子にはまた別の「タコ」が写っているようだ。怪獣?それとも宇宙人?はたしてあれがタコなのかは不明だけれど紆余曲折、タコはあそこまで成長してくれたということだ。
 人類は古臭く金物を好む。集合的無意識の皮膜を破り生誕した魔物を無意味な爆弾で挑発している。
「人類ってのはアホだよなァ。武器どうこうで解決できる部類が運良く現れるとしか考えてネェのさ。」
 竹虎が現状を笑い飛ばした。
「と、ともかく!打開策を実行するんですっ!」


つづく



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