2017/10/03

自作小説の大まかな話の流れ投稿【UMA小説】

UMAハンターライラちゃんが主人公のお話です。
おおまかな感じなので脈絡がなかったらすいません。反社会的な発言が多いかもしれません🙇


 呻き声に二人は身を緊迫させる。人っ子一人いないはすであろう空間で、不気味な呻きが聞こえるものか。竹虎が耳を済まし周囲を確認した。
「自殺し損ねたやつかァ?」
 終末を憂いた誰かが首吊り自殺でもし損ねたんだろうか?まったく、闇雲に知識を持たず実践するから。
 麗羅は足元に乾いた赤いシミが点々としているのに気づいた。ほんのわずかな飛沫である。
「これ、なんだろう?」
「こりゃあ血だナ。」スンスンと鼻腔を膨らませ、彼は言う。血。未だに呻きはどこからか漏れている。
 
 ボーガンを構えたまま竹虎は勢いに乗って、扉を開いた。ムワッと汗と鉄くさいなんともいえない悪臭が漂ってくる。
「んー!」ガムテープで口を塞がれた魚子がロッカーに収納されていた。TVに影響された監禁方法に麗羅は言葉を失った。一番の打撃が顔見知りであったのもその要因であろう。連絡が取れないからといって記憶の片隅へしまい込んでいた知人が、こんな無様な姿へ変わり果ててしまったのだ。
汗ばんで張り付いた髪や衰弱仕切った様相はごっこのそれではないだろう。
「何してんの?」
フリーズしかけた己を叱咤し問いかけをひねり出す。魚子は拘束されたまま何かを訴えていた。
「待ってはがしちゃるから。」
ビリリとガムテープを剥がし息をさせてやる。彼女は咳き込みながらキッと麗羅を睥睨した。
「―あなたのせいで!」
「よくわかんないけどバイヤーのほうで何かあったの?」
「あんたのせいでっわたしは!」
すさまじい形相で彼女は捲し立ててくる。
「ちょっ」
「あんたの」
「うるさい」
「あ、んたのせいでぇ!」
「このまま殺されちゃえば?たけやん、こいつ収納しよ。」
「ごめんなさいでしたぁ!」
 ロッカーを閉めようとしかけた手を竹虎に止められる。「冗談だよ冗談。」
 スカートとキャミソールという薄着にされ、皮膚は打撲やらで鬱血している。大口をあけ空気を取り込んでいる咥内まで血に染まり、歯が何本か破損していた。
「おいおい。なんだい、あんた、何をしたんダァ?フツーこんなことされねーよ?」
「…た、助けてくれてありがとうございますっああっよかった!よかったよかった!わたしは助かったのね!?神様ぁありがとう」錯乱して話にならない。


つづく

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