いぬかん☆サイト

妖怪と狼に熱のいぬかんのサイトです。 主に一次創作イラストを掲示しています。今は神使とか式神に執着してます。 どうぞなにとぞよろしくです。一次創作に関してはカテゴリから、『漫画』を見ればなんとなくわかります。 投稿が多く見づらくてすみません。

自作小説の大まかな話の流れ投稿(えせ推理もの) 

自作小説。断片的に投稿。

 三善が席を外しコマが食器を片付けに来た頃には、大分時がたった気がした。体感なのでもしかすると大して立っていないのかも。
「今、何時なのかしら?」
 ラジオは煩わしいので消してしまったし...改めて確かめてみると客間に時刻を告げる家具はない。
「時計がないんだ。私達時間に左右されたくないから。」
 傲慢不遜というか浮世離れした彼らのもっともらしい理由だった。月でも出ていれば多少時間を読み取れただろうが外は真っ暗闇だ。
「むう...腕時計でもしてくればよかった...。」
「いいじゃないとうばさん!時間なんてストレスの化身よ?ここでは流れに身を任せてのんびりしましょ!」
 愛は満面の笑み。きっと来客と遊びたいだけの口実だ。
「トランプ遊びでもする?ウノ?人生ゲーム?…それとも推理ごっこ?」
「ごめんなさい。とっても疲れているの。夜更かしはしたくないのよ…。」
「そっかあ。そうだもんね。ごめんなさい。」
 あからさまに落ち込む少女に罪悪感が湧く。彼女にしては同年代の他人と行き会うことは奇跡に近いのかもしれない。
「明日、迎えが来るまで遊ばない?なんでもいいわよ。」
 すると彼女はう~んと一目瞭然で悩みだし、豆電球を浮かびあがらせた。
「じゃあ推理ごっこ!」
「す、すいりは…。か、簡単なトリックなら見破られるわ。」
「ホント?!じゃあ約束ね!」
 指切りげんまんウソついたら針千本のーます。懐かしい約束の仕方になあなあになってしまった。
「愛もかえろー。じゃあとうばさん、おやすみなさい。」

えせ推理ものです。

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